2008年3月11日火曜日

面接受けてきた。

日本大手メーカーのタイ現地法人の管理職の仕事
具体的には100人以上の課長になりプロジェクトを率いるというすごい仕事

事前に現地の人材バンクに登録し、その担当者が面接をセットしてくれた。

正直ワタシが海外に来たのは野望があるわけではなく
日本でフツウの仕事をフツウにし、フツウに給料がもらえて、フツウの女と結婚し、フツウの人生を送りたかっただけだ。

だけど、日本でエリートのレールからはみ出てしまったため、残された選択肢は、営業職になるか、それとも工場の非正規雇用か、2つに1つであった。

どちらかといえば、オレは工場の非正規雇用を選ぶ。 営業だけはいままで2度経験しているが、どれもロクなモノではなかった。
毎日罵声を浴びせられ、勝手に決められた目標を達成できないと罪悪感を植えつけられ、サービス残業、サービス出勤を強制的にさせられ感謝もされず、人を虫けらのように扱い、その上「オマエの代わりなんていくらでもいるんだ!」みたいな世界。 「目が死んでるとか言われ放題」それでもガマンしていたが、ガマンしていていいことなど無かった。 辞めたことは後悔していないどころか、もっと早く辞めなかったことを後悔しているくらい、もしくは、営業なんてブラック職に新卒で飛び込んでしまった無知に悔いる。

いざオレのような凡人が転職をしようとすると、本当にブラック営業か、派遣の工員か、それしかない。これはオレがことさら劣っているわけでもなく、これが日本の国力なのだ。

いまや、フツウの人は最低の生活しかできないのである。
フツウの生活をするには、エリート階級でなければダメなのである。

そして、転職をしようと、我に返った瞬間、営業職のみは誰でも取るが、他の職種というのは本当に限られた人しか採らないということを知る。

キャリア、経験者のみ。 こんな言葉が続く。 ただ、営業職だけは「未経験者歓迎」「学歴不問」
スキルがなく、営業がいやなら、ハケンで工場で働くしか現実・選択肢が無かった。

必死で勉強し、海外にやってきた。

だが、ここタイでも求人のほとんどは営業、本当にデューダのいつでも「営業職大特集」並である。 営業職は、未経験OK、学歴不問。
だが、他の仕事、工場なんかでも、関連する職歴が求められ、そして理系の学歴も求めてくるところも多い。
海外で、TOEICのスコア765点をアピールしても同じことであった。
それをベースに今までの就職経験を求められる始末。

ただ、わずかながら英語ができれば、未経験者もOKという会社が中にはある。

そういうわずかな会社しか選択肢が現実的にない。

なんか、海外で管理職の募集に応募するなんて野望があるみたいだが、オレはフツウの幸せが欲しいだけなのだ。 実際に営業を外して現実的に長く仕事がしたいとかんがえるとそれくらいしか道はないのだ。

給料だって、今の6万バーツから下がって5万バーツくらいでいい。 ボーナスだって無くてもいいけど、フツウの仕事。 長く続けられる仕事。 

今日面接を受けてきた仕事は明らかに激務である。 給料は6万バーツであるが、激務であろう。
肉体的な激務もツライが一番いやなのは精神的に追い込まれることだ。

ダメなこと、わからないことを「どうすんだ! どうすんだ!」とネチネチとこっちがわからないことをわかっていて、追い込む陰湿な日本的イジメ。 こういうことが日常茶飯事な仕事はどんなに給料が高くとも出来ない。 長くは続かない。 だから、本当は通訳とかやりたいんだけど、通訳は今のままでは残念ながらまだダメである。 もっとあと2・3年は勉強一本に絞らないとムリ。 でもそんな余裕はないので、妥協するしかない。

生産管理はやりがいのある仕事である。 生産管理も営業と同じく精神的に追い詰められることが日常的だが、それでも営業よりまだマシである。 また誰でも出来る仕事でもなく、大量に採ってそして捨てるということも無い。 生産管理はようするに軍師みたいなポジションだから、営業のように兵隊として大量に採るということはないので、一応営業よりは大切に扱われる気がする。
 これが営業とは違うところである。
営業はやってもやっても仕事は楽にならないけど、生産管理はやればいろいろなことを覚え、仕事が楽になっていく感じがする。


会社に訪問し、しばらく待たされる。
そして、会議室に来るように言われる。

面接会場には5人の役員が座っていて
その人の前に座らされる。

「自己紹介してください」

ちょっと緊張したが、それほどでもなかった。 
思ったよりすらすらと言葉が出てきた。

それから、いろいろな質問を受ける。

何で留学したのか? (行きたかったからだよ)
なんで大学には行かなかったのか? (行きたくなかったからだよ)
なんで専門学校なのか?(楽に入れるから)
自営業とは何をやっていたのか?(履歴書に書いてあるだろ)
なんでタイにこようと思ったのか?(日本でもてないから。)

この会社に決まったらずーっとやれるのか?(んなことわかるわきゃねーだろ、オマエらが社員に居心地のいい会社を作ればいいんだろ)

キミはここ4年くらい会社では働いていないけど大丈夫なの?(だから、それはお前らが居心地のいい環境をつくればいいんだよ。)
自分の性格のよい所、悪いところは。(んなこと聞いてどーなるの?)
何で電気工事の資格を持っているの?(勉強したからだよ。)

といろいろ質問を受けたが、当たり前だがホンネは隠し、もっともらしい理由を答えた。

一番突っ込んで欲しかったTOEICのスコアのことはスルーされた。

結果は後日人材バンクを通して連絡すると言っていた。 果たしてどーなるか。
だめならダメでいーや。

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